今回は、テニス肘用サポーターの付け方で間違えやすい箇所について解説します!
その怪我の原因やサポーターの仕組みについてしっかりと理解することがとても大切です。
テニス肘は肘痛が主な症状ですが、原因は肘ではないという厄介な怪我です。ぜひ正しく理解するように心がけましょう。
テニス肘のサポーターの付け方を考える前に...
そもそも、テニス肘の原因について正しい理解をしているでしょうか?簡単に言うとテニス肘は「肘の腱鞘炎」です。肘の腱の中でも手首や指を動かす筋肉につながる腱に炎症が起こる怪我をさします。
詳しく書くなら、手首や指を酷使することで前腕の筋肉に疲労が溜まり柔軟性を失い、筋肉が衝撃を吸収できなくなった状態に衝撃が加わることで肘に炎症が起こるのです。
では、テニス肘用サポーターはこのような仕組みで起こる肘痛をどのようにサポートするのでしょうか?
テニス肘用サポーターの付け方で間違えやすいポイント
テニス肘用サポーターは、上記した原因となる前腕の筋肉を押さえつけることで、肘に衝撃が加わらないようにする働きがあります。しかし、そんなサポーターの効果を発揮できなくなる間違ったつけ方をしている人も多いのです。その中でも間違えやすいポイントを3つほど紹介します。
まず、サポーターを付ける位置について。これを間違えるとサポーターが正しく筋肉を固定することが出来ずに、肘に加わる衝撃を抑える効果が損なわれます。
サポーターを巻く位置は前腕の中でも一番太いところにするべきです。
次は、サポーターの巻く強さについて。マジックテープで止めるタイプのサポーターの場合困るのはどのくらいの強さで巻けばいいのかでしょう。
強すぎると血流が悪くなりますし、弱すぎると肘にかかる負担を減らすことが出来なくなります。血が止まらない程度に強く巻くことが大切です。手の色が変わらないなら大丈夫です!
最後は、サポーターのパッドの位置について。テニス肘用のサポーターには指を動かす筋肉を抑えるパッドがついていることが多いです。
そのパッドで中指を上下に動かす筋肉を押さえつけるように巻くことが大切です。パッドに気づかずに適当に巻いてしまう人が多いようです。
さて、このようにサポーターには正しい巻き方と間違った巻き方が存在するのです。テニス肘の原因やサポーターの役割について正しく理解しましょう。
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