小学生・中学生・高校生のジュニア世代の厳しいテニスの練習、近年ではスマホやパソコンのやりすぎによってテニス肘を患う子供が増えています。

今回は、急増する子供のテニス肘とジュニア時代から大人用のサポーターを使っても良いのかについて解説します。

また、なぜ子供のテニス肘が増加傾向にあるのかについても詳しく解説していきます!

なぜ子供のテニス肘が増えているのか?

子供のテニス肘が増えている原因は2つあります!

まずは、過度なテニスの練習が原因のテニス肘について。

錦織圭選手の活躍もあり、テニス界では早期教育でテニスエリートを育成しようとするテニススクールが増えてきています。

もちろんトレーナーや治療家が専属でいるようなスクールならいいのですが、ほとんどがテニスコーチの独断でオーバーユーズ気味の練習メニューをまだ体の出来ていないジュニア選手にさせています。

2つ目は、依存症でも話題になっているスマホやパソコンのやりすぎが原因のテニス肘について。

近年はテニスをしていない子供でも、スマホやパソコンに依存してしまい指先や手首を長時間酷使することで肘痛を患う子供も増えてきています。これらはスマホ肘やパソコン肘とも呼ばれています。

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子供がテニス肘でサポーターを使っても良いのか?

では、本題に入っていきます!

これらの原因でテニス肘になったジュニア世代のテニス選手や一般の子供に、サポーターを使わせるのは良いのでしょうか?

あまりジュニア向けのテニス肘用サポーターというのは聞いたことがありませんが、大人用でもサイズが一番小さいものから大きいものまでかなり幅があるので、腕周りの太さを測って合うものを選べば、サポーターの効果面では全く問題ないでしょう!

しかし、ここで問題なのはサポーターの効果ではなく、サポーターに対する正しい知識を持てるかどうかです。

そもそも、サポーターは怪我をした時の治療用というよりは、再発防止や悪化予防のために使う道具だということを子供にしっかりと理解させなくてはいけません。

また、サポーターは一時的に自分の足りていない能力を補うものだということも加えて理解させましょう。

シーズン中怪我をすることの多い錦織選手や一度腰椎椎間板ヘルニアを患ったマレー選手などがサポーターを使うのは、試合で怪我を気にせずにハイパフォーマンスを出すための補強なのです。

もちろん、シーズンが終われば重点的にトレーニングをして、サポーターを使わなくても良い体に仕上げてきます。

個人的な意見としては、体の出来ていない小学生や中学生の内はサポーターを使わずに、怪我をしたらきちんと治してリハビリをする癖をつけた方が良いと思います。

そして、体が出来上がって来た高校生以降はサポーターの上手な使い方を覚えて怪我を未然に防ぐことを覚えるといいでしょう!

このように、子供が大人のテニス肘用サポーターを使うことに関して、サイズが合えば効果の面では問題ありません。しかし、正しいサポーターの使い方を知ることの方がジュニア世代の内はたいせつだとおもいます。

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